大麻やカンナビノイドを使ったとき、こんな感覚を経験したことはありませんか?
- じっとしていられない
- 体勢を何度も変えたくなる
- でも、どの姿勢にしてもどこかしっくりこない
こういった状態は、実は珍しいものではありません。脳のはたらきが一時的に変わることで起きる現象で、原因は大きく3つあります。
なぜ大麻やカンナビノイド摂取後に姿勢が気になるの?
この落ち着かない感じは、脳の3つの部分がそれぞれ影響を受けることで起きます。どれか1つだけでも不快感はありますが、3つが同時に起きるため「どの姿勢もしっくりこない」という独特の状態になります。
① 体の感覚が強くなりすぎる
カンナビノイドは、脳の「体性感覚野(たいせいかんかくや)」という部分に影響します。ここは、体が今どんな状態にあるかを処理する場所です。たとえば「手がどこにあるか」「背中に何かが当たっている」といった情報を、私たちは普段ほぼ無意識に処理しています。
ところがこの部分が敏感になると、以下のような情報が「いつもより強く」意識されるようになります。
- 体の重さや手足の位置
- どこかに触れている感触
- 座っているときの圧力のかかり方
本来なら気にしなくていいはずの感覚が前面に出てくるため、「この姿勢、なんかしっくりこない」と感じやすくなります。
② どうでもいい違和感にまで意識が向く
カンナビノイドは、「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という部分のはたらきも変えます。前頭前野は「どこに注意を向けるか」を決める場所で、脳が受け取る大量の情報から「これは気にしなくていい」と判断してスルーする役割を担っています。
これが正常に機能しなくなると、こんなことまで意識に入ってきてしまいます。
- 首の角度がちょっと変
- ソファの沈み込みが気になる
- 服の縫い目が当たっている感じ
本来スルーしていた情報が次々と気になりはじめるため、どんどん姿勢を直したくなります。
③ 軽い不安やソワソワ感が出る
カンナビノイドは、「扁桃体(へんとうたい)」という部分にも作用します。扁桃体は不安や恐怖といった感情をつくり出す場所です。特に刺激が強い場合や使い慣れていない場合は、「なんとなく落ち着かない」「体が動きたがっている」という感覚が出やすく、それが体勢をしきりに変えたくなる行動として現れます。
こういうときに起きやすい
条件が重なるほど、この感覚は強く出る傾向があります。
- 初めて使うとき・久しぶりのとき
- 量が多いとき
- 周囲の環境が落ち着かないとき
- もともと不安を感じやすい体質の人
大麻摂取後に姿勢が気になるのは異常?
軽い不快感であれば、よくある反応の範囲内です。ただし、強い不安やパニックを伴う場合は、量が多すぎたり環境が合っていない可能性があります。「しっくりこない」程度なら様子を見られますが、かなりしんどいと感じるときは無理をしないことが大切です。
まとめ
この感覚は脳の特定の部分が一時的に影響を受けた結果であり、異常ではありません。
- 「姿勢が定まらない」感覚は珍しくない
- 原因は①感覚の増幅 ②注意の制御の変化 ③軽い不安、この3つが同時に起きること
- 脳の特定の部分が一時的に影響を受けた結果であり、異常ではない
この感覚、あなたは経験したことがありますか?

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