『万事快調〈オール・グリーンズ〉』は、女子高生たちが大麻栽培に手を染めるという攻めたテーマを扱いながらも、単なる問題作では終わらない青春映画です。
実際に観てみると、日本映画としてはかなり珍しく、大麻やストリートカルチャーの描写にリアリティがあり、思わず「そこまでやるのか」と驚かされました。
この記事では、カンナビノイド好きの視点から『万事快調〈オール・グリーンズ〉』の見どころや感想を、ネタバレなしで紹介します。
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『万事快調〈オール・グリーンズ〉』作品基本情報
| 項目 | 詳細情報 |
| タイトル | 万事快調〈オール・グリーンズ〉 |
| 公開日 | 2026年1月16日 |
| 上映時間 | 1時間59分(119分) |
| 原作 | 波木銅『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(文春文庫) |
| 監督・脚本 | 児山隆 |
| 中心キャスト | ・南沙良⇒ 役名:朴秀美(ぼく ひでみ) ・出口夏希⇒ 役名:矢口美流紅(やぐち みるく) ・吉田美月喜⇒ 役名:岩隈真子(いわくま まこ) |
万事快調〈オール・グリーンズ〉配信情報
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あらすじ|冴えない現状から抜け出すため、JKたちが選んだのは「大麻栽培」
物語の中心は、鬱々とした地方都市で暮らす女子高生の3人組(南沙良、出口夏希、吉田美月喜)。
彼女たちが未来を切り開き、イケてない現状から脱出するための資金稼ぎとして目をつけたのは、なんと「学校内での大麻栽培」。
動機はシンプルですが、その手段がとにかく破天荒。
日本映画にありがちな「大麻=絶対悪」という扱いではなく、彼女たちのサバイバルツールとして大麻が機能していくプロセスが描かれています。
日本映画でこのテーマを扱うのが非常に面白いと感じました。
見どころ① ブレないキャラ設定
登場人物、特に主人公のキャラクター設定がとにかくブレずに、芯が通っているところはこの作品の一つの魅力です。
やられっぱなしじゃ終わらない、主人公朴秀美の「静かな強さ」
主人公朴秀美(ぼく ひでみ)は、学校のクラスでは決して目立つタイプではありません。いわゆる「1軍」の華やかなグループではないけれど、「ちゃんと自分を持って、強く生きている」のが伝わってきます。
男子生徒やラップの先輩といった、普通なら気後れしそうな相手に対しても、絶対にビビらない。理不尽な目にあってもやられっぱなしで終わらせず、「絶対にやり返してやる」という強い反骨精神には、感心させられます。
実はかなりぶっ飛んでいて気合いが入っている矢口美流紅
出口夏希さんが演じる矢口美流紅(やぐち みるく)のキャラクターも実はかなりぶっ飛んでいます。しかし、ただ頭がおかしいわけではなく、ちゃんと強く賢く生きている、このキャラもかっこいいです!
元1軍女子の矢口美流紅(やぐち みるく)がオールグリーンズ(3人組)の中の心の中の不安を自然と支えている感じも素敵です。
今回の映画で「圧倒的な存在感と華」がある彼女の発言や行動は間違いなくこの映画の1つの見どころ。
見どころ② リアルな描写
この映画のもう一つの魅力は、「変にファンタジーに逃げないリアルさ」にあります。
大麻の葉やバッズが写ります。(本物ではないはず)さらに以下のようなプロセスがしっかり描写されています。
- 種植えから収穫までの、リアルなタイムスケジュール(何ヶ月で採れるかなど)
- 売買におけるトラブル
- 「ワックス(大麻濃縮物)」の作り方のチラ見せ
- 売るとどれくらいのお金になるか
「そこまで公開しちゃうんだ。」とこっちが心配になるレベルです。興味が湧いたり憧れて真似しちゃう人も出てきそうだなとおもいました。
特に「ワックス」という、一般層には馴染みの薄い濃縮物の存在までサラッと物語に組み込んできているあたり、制作陣や児山隆監督の「解像度の高さ」が伺えます。
見どころ③ がっかりしない終わり方
映画を観ていて、最後にガッカリさせられることが時々あります。
『万事快調〈オール・グリーンズ〉』は映画全体の流れの「オチ」としては、がっかりさせられることなく、終わった後、「あぁ、良い映画を観たな」と素直に思えました。
映画 万事快調「オールグリーンズ」の評判やみんなのレビュー
Xで少し探すとかなりの数の高評価コメントが出てきました!
#緑の日
— デモ (@TvxU3IgXge10453) May 4, 2026
おっと、今年観た映画でかなり上位に来る本作を忘れていたぜ。#オールグリーンズ#万事快調 pic.twitter.com/Fpt3z6TX36
『万事快調 オールグリーンズ』、「絶対に好きな映画だ…」という第六感が働き、何の情報も入れずについに映画館にたどり着いたが、想定をさらに100倍上回る最高の最高の最高だった。2020年代に観た青春映画で一番痛快でヒリヒリした。俺は南沙良と出口夏希と吉田美月喜に今すぐなりたいし、なれない。 pic.twitter.com/vyp3lOV62i
— 大島育宙【ドラマ/映画/エンタメの話】 (@zyasuoki_d) February 21, 2026
『万事快調 オール・グリーンズ』
— 安牌白 (@anpaihaku) June 1, 2026
不適切ってレベルじゃないじゃんw想像より遥にダークで驚いたが終わってみれば超痛快!しれっとぶっとんでいる最高の青春映画でした!南沙良さんのラップぐっときた…。 pic.twitter.com/iHZdMU5WE9
映画「万事快調 オールグリーンズ」ブラックな内容をこんなに楽しくスカッと青春映画にしちゃうってスゴイ!メインの3人が魅力的で面白かった!私にもっと映画の知識があればと思うシーンもいくつか。ゴダールの「万時快調」も観たいけど配信ないのが残念。 https://t.co/Bltbt2R4oR pic.twitter.com/rHerubONys
— S (@dramaeigasuki) February 8, 2026
オールグリーンズのヒトカゲのくだりめっちゃよかった。ヒトカゲいいよね
— テツコ (@tetsuko9999) June 1, 2026
↑ヒトカゲのくだり!確かに良かった!物語の重要な部分ではないけど可愛くて好きなシーン。
#読書記録 #読了
— 遠藤ありす@ネコ映画ドラマ (@Alice_endou) May 26, 2026
☑オールグリーンズ万事快調/波木銅
これは紛れもなく「青春」。
登場人物全員こじらせている。しかし、それがまた眩しい。ド田舎から脱出するために金を稼ぐ!1人1人の背景がどこか苦しくこじれていても憎めない。イワクマコ〜
#読書好きさんと繋がりたい
まとめ
『万事快調〈オール・グリーンズ〉』は全体的にベタすぎる展開ではなく、良い意味で予想した展開を裏切る映画だったようにも思います。
さらに日本のエンタメ界において、ここまで堂々と大麻栽培を主軸に据えた青春映画は極めて稀です。
- 大麻やカンナビノイドのカルチャーに興味がある
- ちょっとローカルで面白い日本映画が見たい
- 変わったテーマの映画が観たい
そんな方には間違いなく刺さる一本です。
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