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420とは?なぜ420が大麻を意味する?由来と広まった経緯を解説

SNSや音楽、ストリートカルチャーなどで「420」という数字を見かけて、
「420って何?」
「なんで大麻と関係があるの?」
と疑問に思った人もいるでしょう。

結論からいうと、420(フォー・トゥエンティ)は、大麻や大麻カルチャーを表すスラング(隠語)です。

この記事では、420の意味から「なぜ420なのか」、4月20日が大麻カルチャーと結びついた理由まで分かりやすく解説します。

まるいわマガジンのTikTokアカウントでも「420の意味や由来」について解説しています。

@maruiwa.magazine

あなたはどの説が一番有力だと思う? 他にも知っている説があれば、コメントで教えてください。 ————————— 「420」という数字、海外カルチャーの文脈ではよく見かけるけど、「なぜ420なの?」と聞かれると意外と知らない人も多い言葉。 420は・4月20日(4/20)・午後4時20分(16:20) を意味する数字として知られていて、海外ではこの日やこの時間に関連したカルチャーが広く存在しています。 ただし、なぜ420なのかについては実は1つの確定した答えがあるわけではなく、いくつかの説が語られています。 最も有力と言われているのが、1970年代のアメリカ・カリフォルニア州にあった高校の学生グループ「Waldos」のエピソード。彼らは放課後の午後4時20分に集まり、ある場所にあると言われていた植物を探しに行くのが習慣でした。 そのときの合言葉が「420」 この言葉が仲間内のスラングとして使われるようになり、そこから音楽シーンやコミュニティを通して広まり、世界中に知られるようになったと言われています。 一方で、他にもいろいろな説があります。 ・警察が使うコード番号だったという説・植物に含まれる成分の数が420という説・Bob Dylanの曲の長さが4分20秒という説 など、さまざまな都市伝説も存在します。ただし、これらは後から作られた話の可能性が高いとも言われています。 カルチャーの言葉は、こういうふうに「仲間内のスラング → 音楽やコミュニティ → 世界に広がる」という流れで広まることも多いのが面白いところ。 #まるいわマガジン #420の由来 420とは?

♬ 4:20 – Dih
目次

420とは大麻を意味するスラング

420とは、大麻や大麻の使用、大麻カルチャー全般を表すスラングです。

英語では「four-twenty(フォー・トゥエンティ)」と読みます。

Merriam-WebsterやDictionary.comなどの英語辞書でも、420は大麻や大麻の使用を意味するスラングとして掲載されています。

現在では単に大麻そのものを指すだけでなく、

  • 大麻を使用すること
  • 4時20分
  • 4月20日
  • 大麻カルチャー
  • 大麻に寛容であること

など、文脈によって幅広い意味で使われます。

そのため、海外のSNSや音楽、イベントなどで「420」という数字が出てきた場合、単なる数字の「420」ではなく、大麻を示している可能性があります。

なぜ420が大麻を意味するの?

では、なぜ「420」という何の変哲もない数字が大麻を意味するようになったのでしょうか。

最も広く受け入れられている由来は、1971年にカリフォルニア州の高校生グループ「The Waldos(ザ・ウォルドス)」が使い始めた暗号です。

きっかけは「大麻畑を探しに行く計画」

1971年、カリフォルニア州サン・ラファエル高校に通っていた5人の高校生がいました。

彼らは、自分たちを「The Waldos」と呼んでいました。

あるときWaldosのメンバーは、米沿岸警備隊員が放棄したとされる大麻の栽培場所について、その場所を示した地図を手に入れます。

そこで仲間たちは、その大麻畑を探しに行くことにしました。

集合時間が「午後4時20分」だった

大麻畑を探しに行くため、彼らが決めた集合時間が午後4時20分(4:20 p.m.)でした。放課後の活動が一段落する時間帯だったため、この時間を選んだとされています。

集合場所は、サン・ラファエル高校にあった科学者ルイ・パスツールの像の前。

そこで使われていた合言葉が、「420 Louie」だったとされています。

「4時20分にルイ・パスツール像のところに集合」という意味です。

Waldosは何度も大麻畑を探しに出かけましたが、結局その畑を見つけることはできませんでした。

しかし、この冒険から生まれた「420」という言葉だけは残りました。

「420 Louie」が「420」に変化

やがて彼らは「Louie」を省略し、単純に「420」と呼ぶようになります。

さらに「420」は集合時間を表すだけではなく、仲間同士で大麻について話すときに使える暗号へと変化していきました。

たとえば周囲に親や先生がいる状況でも、「420」と言えば仲間には意味が伝わります。

つまり、

午後4時20分に集合する

「420 Louie」が合言葉になる

「420」に短縮される

大麻を意味する仲間内の暗号になる

という流れです。

The Waldosが運営する「420Waldos.com」では、1970年代の消印が残る手紙や、San Rafael High Schoolの学校新聞、「420」と大麻の葉が描かれた旗など、当時から「420」が使われていたことを示す資料の写真や概要が公開されています。

これらの資料は第三者メディアからも取材・検証されており、Oxford English Dictionaryの編集者も「420」の初期使用例を調査する際にWaldosへ連絡し、資料を確認しています。

420はどうやって世界中に広がった?

ここで疑問なのが、「高校生5人の仲間内の言葉が、なぜ世界中に広がったの?」という点です。

420が広まった背景には、アメリカのロックバンドGrateful Dead(グレイトフル・デッド)とそのファンコミュニティが大きく関係しています。

WaldosのメンバーにはGrateful Dead周辺の人物とのつながりがあり、「420」という言葉がバンド周辺やファンの間にも広がっていったとされています。

Grateful Deadのファンは「Deadheads(デッドヘッズ)」と呼ばれ、独自のカウンターカルチャーを形成していました。

そのコミュニティを通じて420も徐々に広がっていきます。

さらに大きな転機となったのが1990年代です。

1990年12月、Grateful Deadのコンサート周辺で、4月20日の午後4時20分に集まろうと呼びかける「420」のフライヤーが配布されました。

そのフライヤーを大麻カルチャー専門誌「High Times」の関係者が入手。

1991年にHigh Times誌で紹介されたことで、「420」という言葉がさらに広く知られるようになりました。

もともとはカリフォルニアの高校生だけが使っていた秘密の暗号が、

Waldos → Grateful Dead周辺 → Deadheads → High Times → 世界の大麻カルチャー
という流れで広がっていったわけです。

なぜ4月20日が「420の日」なの?

420には「午後4時20分」だけでなく、4月20日という意味もあります。

アメリカでは日付を、月 / 日の順番で表記します。

そのため4月20日は、4/20となります。

「420」と同じ数字になるため、4月20日も大麻カルチャーを象徴する日として定着しました。

現在では毎年4月20日に、大麻が合法化されている地域などを中心にイベントや集会が開催されています。

ただし、4月20日は国や国際機関が制定した公式な「世界大麻デー」ではありません。

あくまでカンナビスカルチャーの中から自然に生まれた非公式な記念日です。

「420 Friendly」とは?

海外のホテルや賃貸物件、SNS、マッチングアプリなどでは、420 Friendlyという表現を見ることがあります。

これは直訳すると「420に友好的」という意味ですが、実際には、「大麻の使用に理解・寛容である」というニュアンスで使われます。

たとえばプロフィールに「420 Friendly」と書かれている場合、大麻を使用する本人である場合もあれば、本人は使用しなくても大麻を使用する人に抵抗がないという意味の場合もあります。

そのため、420 Friendly=必ず本人が大麻を使用しているとは限りません。

また「420 Friendly」と書かれていても、その地域で大麻の使用が合法であることを意味するわけではないので注意が必要です。

「警察の暗号が420」は本当?

420にはさまざまな都市伝説があります。

特に有名なのが、「警察が大麻事件を表すコードとして420を使っていた」という説です。

しかし、この説を裏付ける証拠は確認されておらず、420の由来としては否定されています。

実は1991年にHigh Timesが掲載した420のフライヤーにも、「420は大麻使用を意味する警察コードだった」という説明が書かれていました。

しかし、その説明自体が誤りだったことが後に分かっています。

ほかにも「大麻には420種類の化学物質が含まれているから」「ボブ・ディランの曲が由来」「ヒトラーの誕生日が4月20日だから」など複数の説がありますが、いずれも420の起源を示す根拠はありません。

現在最も有力なのは、1971年にThe Waldosが使い始めたという説です。

日本で420という言葉を見かけた場合

日本でもCBDショップやアパレル、音楽、SNSなどで「420」という数字を見ることがあります。

その多くは、海外のカンナビスカルチャーから影響を受けた表現です。

ただし、420という言葉自体と日本における大麻の法律は別の話です。

日本では2024年12月12日の法改正施行により、大麻等の不正な使用についても「麻薬」として禁止規定と罰則が適用されています。

海外のSNSなどで「Happy 420」「420 Friendly」と書かれているからといって、日本でも同じように大麻を使用できるわけではありません。

420はあくまで海外を中心に発展したカルチャー用語・スラングとして理解しておきましょう。

まとめ|420は高校生の秘密の合言葉から生まれた

420(フォー・トゥエンティ)は、現在では世界中の大麻カルチャーで知られているスラングです。

その始まりは、1971年のカリフォルニア。

サン・ラファエル高校の高校生グループ「The Waldos」が、大麻畑を探しに行くため午後4時20分に集合していたことがきっかけだったという説が最も広く受け入れられています。

「420 Louie」という仲間内の合言葉はやがて「420」に短縮され、大麻を意味する暗号へ変化しました。

その後、Grateful DeadやHigh Timesなどを通じて世界中へ広がり、現在では「午後4時20分」「4月20日」「420 Friendly」など、さまざまな形で大麻カルチャーを象徴する数字として使われています。

世界的に知られている420ですが、その始まりをたどると、数人の高校生が使っていた秘密の合言葉だったというのが面白いところです。

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